猫の5歳は野良猫の寿命。長寿な飼い猫との違いはなに?

野良猫ちゃんの寿命は3〜5年といわれています。

一方、完全室内飼いの猫ちゃんの平均寿命は、15年前後。

この違いってどこにあるのでしょう?

野良猫と室内飼い猫の環境を調べてみれば、あなたの猫ちゃんが長生きできる秘訣が見えてくるかも。

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猫の5歳は人間の年齢では?

ズバリ、人間の年齢で36歳!

まだまだ元気で働き盛りの時期に、野良猫ちゃんは寿命を迎えることになります。

野良猫は自由気ままに外を走り回って、気ままに暮らしているのかな〜と思っている人が大半だと思いますが、じつはそうではないようですね。

野良猫の境遇と、寿命が短い理由とは?

ケガ・事故

野良猫は、車や自動車による交通事故に巻き込まれる可能性がつねにあります。

また心無い人間による虐待など、野良猫は常に危険にさらされています。

病気

野良猫に多い病気が「ネコ免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)」。

発症すると免疫力が低下して、病気にかかりやすくなります。

感染猫の唾液や傷口から感染するので、ケンカをしたりグルーミングをしあったりするのも危険です。

野生で暮らしていると寄生虫に感染する危険性も高く、健康状態が悪くなり長く生きることができなくなります。

 

栄養・衛生面

毎日エサを用意してもらえる飼い猫と違って、野良猫は自分で食料を調達しなくてはなりません。

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お腹を満たすのに精一杯で、栄養バランスなど考えてはいられません。

不衛生な残飯ゴミをあさったり溜まり水を飲むことで、細菌やウイルスに感染する可能性は高まります。

気温の変化

野良猫は、夏は40度以上、冬はマイナスの屋外で1年を過ごさなければなりません。

熱中症になったり、風邪をひいても、だれも助けてはくれないのです。

もし体調を崩してしまったら、即命に関わる状況に陥ってしまいます。

過酷な気温から身を守る体力がなければ、生きてはいけないのです。

 

ストレス

猫同士の縄張り争いによるストレス。

人間や自動車、他の動物を警戒するストレス。

とくにオス猫にとって、縄張り争いは本能です。

負ければその土地で暮らしていけなくなることもあり、大きなプレッシャーがかかるでしょう。

ストレス状態が続くと免疫力が落ち、病気にかかりやすくなります。

野良猫を保護して一緒に暮らしているあなた。

猫が外を眺めているのを見て「野良猫のままだったほうが、自由で幸せだったのでは…」と考えたことはありませんか?

野良猫は、このように非常に過酷な環境で、短い寿命を終えるのです。

いまあなたの横で、お腹を見せながらスヤスヤと眠る猫ちゃんは、最高に幸せなはずです。

大切に育ててあげてくださいね。

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